解説
気圧計とは
気圧計の仕組みと種類、読み方をまとめました。
気圧計(バロメーター)とは、大気の圧力を測る計器です。気圧が下がると雲や雨が増え、上がると天気が回復する傾向があるため、昔から天気の予想に使われてきました。
現在—
過去3時間hPa
METAR 観測報
- 3時間の変化
- −1.0 hPa · −0.03 inHg
- 24時間の範囲
- 1026.0 – 1030.0 hPa
- 現地気圧(観測所の高さ)
- 1020.7 hPa
- 気圧計の目盛り
- 晴れ · 高め
気圧計の種類
| 種類 | 仕組み | 主な用途 |
|---|---|---|
| 水銀気圧計 | ガラス管の水銀柱の高さで測ります。1643年にトリチェリが原理を示しました。 | 研究、歴史的な計器 |
| アネロイド気圧計 | 密閉した金属の容器が気圧で変形し、その動きを針に伝えます。液体を使いません。 | 家庭、船、航空機 |
| デジタル気圧計 | 小さなシリコンの膜のたわみを電気信号で読み取ります。 | スマートフォン、時計 |
| 自記気圧計 | アネロイド気圧計にペンを付け、回る記録紙に気圧の変化を描きます。 | 船舶、気象観測 |
気圧計の読み方
大切なのは、今の数値よりもどちらに動いているかです。
- 3時間で1.6 hPa以上下がっている: 低気圧や前線が近づいている可能性があります。
- 3時間で1.6 hPa以上上がっている: 天気が回復に向かう傾向があります。
- ほとんど変わらない: 今の天気がしばらく続きやすい状態です。
家庭用のアネロイド気圧計は、晴れた穏やかな日に近くの都市の海面気圧に合わせると、天気予報と比べやすくなります。
スマートフォンにも気圧計がある
iPhoneや多くのAndroid端末には気圧センサーが入っています。主な役割は天気の予想ではなく、階段を上った高さの計測や位置情報の補助です。センサーは今いる高さの気圧をそのまま測るので、海面に換算した天気予報の値とは一致しません。
よくある質問
気圧計とは何ですか?
大気の圧力を測る計器です。バロメーターとも呼ばれます。単位は日本ではhPaを使います。
気圧計で天気は分かりますか?
短期的な傾向は分かります。下がり続けていれば雲や雨が増えやすく、上がっていれば回復する傾向があります。ただし地形や季節の影響もあるので、天気予報と合わせて使いましょう。
気圧計は誰が発明しましたか?
イタリアの物理学者トリチェリが1643年に水銀を使った実験で原理を示しました。液体を使わないアネロイド気圧計は、1844年にフランスのヴィディが特許を取得しました。
標準的な値はいくつですか?
海面での標準気圧は1013.25 hPaです。良い値や悪い値があるわけではなく、1009〜1023 hPaは標準的な範囲です。